第一話です。人気あったら次もやるよ
家の中には、私と、妹たちがいる。それはいつものことで、変わっていることなど、何もない。みんな自由にゲームや読書や勉強をしている。外がどんな天気でも。 その日は曇っていた。親がいない私たちは皆たちよりしっかりしてると近所の人たちは言う。一回でもいいから両親に会ってみたいなあ、と思っている。そして、もしかしたらお母さんかお父さんかが手紙をくれるかもしれないとポストを毎日欠かさず開けているのだ。今日も三人でポストを開ける。 「イチカ、もうやめよう。手紙なんて来ないんだし。」 双子の妹の、モモカ