自分は男になりたいのです。そして男友達ばっかりなのです。男に憧れ、自分が女から離れていきました。
気付けば声も低くなっていました。なので、合唱コンでは自分からテノールパート担当にしました。とにかく自分を男にしたくて、いつしか髪を切って、スカートも捨てて、一人称も変えていたのです。友達にも『一瞬男に見えた』って言われることもあります。でも別に嫌ではないです。むしろそのほうがいいのです。周りに男として見られたほうがいいのです。自分、将来は歌い手になりたいのですが、高い声がうまく出せなくて、最近ずっと練習してるのですが、相変わらず声がカスカスになってしまいます。今の所、困り事はこれだけです。高い声が出なくても、〝歌い手〟という夢の舞台に立てるだけで自分は嬉しいのです。これから、全力で頑張ります。